はじめに
有料だと思える情報内容や、ボリューム的にnoteなどで有料販売も考えましたが、今回は「特別に無料」での提供とさせていただきます。
少し文字数が多く長いですが、「これだけ読めば大丈夫」です。
もう「高額商材や有料noteを買う必要はありません」。
今まで書籍や実践など諸々で得た知識、経験の全てを書き記していきます。
- FXを始める前に絶対に覚えておいたほうがいいこと
- また知らずに始めている人は必ず役に立つこと
- 絶対に押さえておきたい考え方
以上のことをメインで書き残します。
FXだけでなく投資や相場に向き合う上で「一生使える考え方・資金管理テクニック」です。
また、対象層は初心者〜まだまだ成長していきたい中級者や資金管理について詳しくない上級者を想定しております。
※基本的には手法、勝率、リスクリワードについては触れません。
この記事のポイント
長くなるので最初に結論からまとめます。
- 「100%の力で戦わない、常に余力を持って戦うこと」
- 推奨されるリスク割合は「2%〜5%」程度
- レバレッジを味方に付ける
上記の点を意識しながら読み進めることで理解が深まるかと思います。
また、文字数が多くて読み切れないよって方は全て読まなくても良いのでこれだけは覚えて帰ってくださいね。
面白い情報もあるのでそんなのもう知ってるよって方もお暇な時に是非読んでみてください。
前提・言葉の定義
前提
記事で例に挙げるものの中で特別説明がないものについては以下を前提として話を進めていきます。
言葉の定義
- en:エントリー価格
- sl:ストップロス価格
- tp:テイクプロフィット価格
- lot:ロット数
- 資金管理:投資資金の使い方を管理すること
- リスク管理:ポジション構築の際に取りうる損失額を管理すること
- ロット管理︰ポジション構築の際に設定するロット数(枚数)
- リスク:損失のこと
- リワード:利益のこと
- リスク割合:総資金額のどれだけをリスクとして許容するかの割合
一定の割合をリスクに晒す
※説明の便宜上、試行回数は連敗数、「固定は初期資金」に対してリスク計算した場合、「変動は都度証拠金」に対してリスク計算した場合とします。
固定ロットで戦う場合
2%固定の場合
1回のポジションでの損失を2%(20,000円)とします。
1回の損失額が20,000円のため、50連敗したタイミングで証拠金が0になります。
20,000円×50連敗=1,000,000円
5%固定の場合
1回のポジションでの損失を5%(50,000円)とします。
1回の損失額が50,000円のため、20連敗したタイミングで証拠金が0になります。
50,000円×20連敗=1,000,000円
このあたりはスタンダードな話になるためもう少し詳しく知りたい場合はGemforexに解説がありましたので、バルサラの破産確率なども参考にしてしてみてください。
バルサラの破産確率とは?計算式や3つの変数、FXトレードへの活かし方を解説
変動ロットで戦う場合
2%変動の場合
1回目:20,000円(1,000,000円の2%)
2回目:19,600円 (980,000円の2%)
〜
99回目:2,706円(135,347円の2%)
100回目:2,652円 (132,641円の2%)
と倍の100連敗しても証拠金は0になりません。
5%変動の場合
1回目:50,000円 (1,000,000円の5%)
2回目:47,500円 (950,000円の5%)
〜
39回目:6,764円(135,285円の5%)
40回目:6,426(128,521円の5%)
と倍の40連敗しても証拠金は0になりません。
FXとは証拠金で戦うゲームであるため、一度に大きく勝つよりも生存することが有利になります。
どんなゲームでも残機やスタミナがなくなれば続けてプレイできませんよね。
損失許容額を元に考える
FX取引は運や勘で遊ぶゲームではなく、予め自分の分析に合わせたポジションを持つゲームです。
自分の都合でのポジションをもつのではなく、本来であれば相場の流れに合わせたポジションの持ち方をすることが理想的です。
つまり想定したsl位置での損失金額を予め計算してから(上記で挙げた様に資金量の2〜5%)ロット数を変動させることが合理的であると思われます。
現実問題、ロット計算が手間になるため固定ロットで決めてしまっている場合が多いかと思います。
損失を固定したエントリーをする場合
パターン1
- 100.000でロングエントリー
- slを99.800(20pips)
- ロット数は1.0lot
- 20pipsの損失で20,000円
計算式
sl幅20pips×取引通貨数100,000通貨×1.0ロット/100円=20,000円
パターン2
- 100.000でロングエントリー
- slを99.600(40pips)
- ロット数は0.5lot
- 40pipsの損失で20,000円
計算式
sl幅40pips×取引通貨数100,000通貨×0.5ロット/100円=20,000円
パターン3
- 100.000でロングエントリー
- slを99.900(10pips)
- ロット数は2.0lot
- 10pipsの損失で20,000円
計算式
sl幅10pips×取引通貨数100,000通貨×2.0ロット/100円=20,000円
どれも同額の損失となっていますね。
計算方法は以下の通りです。
損失金額の計算方法は
損失額 = 損切(pips) × 取引通貨数 × ロット数 / クロス円の場合は100、EUR〇〇〇などの場合は〇〇〇JPYの価格
リスクからのロット数計算は
ロット数 = 総資金量 × リスク(%) / 損切(pips) / クロス円の場合は100、EUR〇〇〇などの場合は〇〇〇JPYの価格 × 0.1(100,000通貨の場合)
となります。
わかりやすい解説がOANDAにありましたので、参考にしてみてください。
分割エントリーを活用する
もう少し突き詰めて考えてみましょう。
エントリー時に設定するsl幅というのは、通常であれば「根拠が崩れるところ、触れてはいけない価格」ですよね。
裏を返せばエントリーからslまでの価格帯については「根拠が崩れないため、触れてもいい範囲」となりませんか?
この考え方を元に更に効果的なポジション構築方法を考えていくとたどり着く答えがあります。
それが「ロットを変動させた分割エントリー」です。
あらかじめエントリーポジションを分割して考えることでslに近いほどロット数を増やすことができます。
リスクの固定化とリワードの増大を同時に実現できる方法です。
ポイントはこの2つ
- リスク許容額は固定した金額にする。
- slに近いほどロット数を上げることができる。
先程のパターン1と比べてみましょう。
パターン4
ポジションA
- en:100.000
- sl:99.800(20pips)
- lot:0.1
- 20pipsの損失で2,000円
計算式
sl幅20pips×取引通貨数100,000通貨×0.1ロット/100円=2,000円
ポジションB
- en:99.900
- sl:99.800(10pips)
- lot:0.8
- 10pipsの損失で8,000円
計算式
sl幅10pips×取引通貨数100,000通貨×0.8ロット/100円=8,000円
ポジションC
- en:99.850
- sl:99.800(5pips)
- lot:2.0
- 5pipsの損失で10,000円
計算式
sl幅5pips×取引通貨数100,000通貨×2.0ロット/100円=10,000円
3つのポジションをあらかじめ1つのグループと考えます。
その時の損失額もパターン1と同様に合わせて20,000円になりますね。
計算式
ポジションA 2,000円 + ポジションB 8,000円 + ポジションC 10,000円 = 20,000円
通常エントリーと分割エントリーの比較
通常エントリー(パターン1)の場合
- 平均建値:100.000
- ロット数:1.0
- リスク:20,000円
分割エントリー(パターン4)の場合
- 平均建値:98.870
- ロット数:2.9
- リスク:20,000円
同様の損失許容額ですが、不思議なことに分割でエントリーした場合の方がかなり有利なポジション構築ができていますね。
分割エントリーのメリット
- 通常よりも多くのロットを増やすことができる。
- 平均建値を有利にできる。
- 打診エントリーで無駄打ちをしない
分割エントリーのデメリット
- 価格ビタ当てしたい場合には向かない
- 値動きによっては全てのエントリーができない場合もある
- 都度リスク計算がめんどくさい
- リスク計算をしない場合にはナンピンになる
分割エントリーの可能性を考える
分割エントリーは1度思った方向には進んだものの戻って来てしまうようなときにも非常に有効です。
ヘッジ分割
通常のエントリーをする際にロットを2分割にします。
通常エントリーポジション1のsl位置に対して丁度1:1になるようにtpを置いたポジション2も同時にエントリーします。
ポジション1がtpに達する前にポジション2がtpに達していた場合、「slに対して1:1=sl金額と同等の利益」が出ているため、ポジション1がslに掛かった場合でも「損失額は0」になります。
1:1以上の距離に置く場合は、勝率は下がっていきますが利益を確保することもできます。
みなさんもご存知の半分利確をより明確なルールにしたイメージですね。
両建て分割
レンジなどの場合、レンジの上端と下端の端と端で反対ポジションを持つことで、レンジを抜けるまでの間は「損失0」、レンジを抜けた場合はすぐに「利益になる」状態を作ることができます。
分析の反対側に抜けた場合の損失をなくす場合に有効な戦略です。
現実的で効率的な立ち回り
1度でエントリーが上手く行くことは難しいものです。
まず1%リスクでエントリー。
予め買い下がり、売り上がりを想定してもう1%リスクでエントリー。
自分の定めたリスク割合まではポジションを分けて使いましょう。
slを明確に引いているのならば指値でも良いかもしれませんね。
背が近ければ近いほど「ロット数が上がる」んでしたよね?
資金とロット数を管理した計画的な分割ポジションはナンピンなどとは違い「利益率を高める戦略」です。
【おまけ1】ドルコスト平均法
「右肩上がりになる金融資産を前提」とした考え方で基本的に「FXでは使いません」
現物や低レバレッジで触ることが基本です。
定期的に同じ金額で買い入れる方法です。
「毎月20日に1万円分買う」様な方法です。
価格が下がった場合には有利な位置でポジションを持てます。
推奨はしませんが長期足で上がる、下がるの様な分析ができている場合は毎時や毎日ロング、ショートする事で同様の管理が実現できますね。
【おまけ2】入金ボーナスを活かす
本編の趣旨とは少しずれますが、入金ボーナスはどう使ってますか?
例えば100%のボーナスが得られる場合は通常の入金額に比べて「リスクを半分」にできると考えることができます。
※ポジション構築面の話になりますので、利益が倍になるわけではありません。
積極的資金管理
証拠金を抜く
FXGTやExness等の一部取引所では含み益がある状態になると資金を抜いて「証拠金を0にすること」ができます。
意外と知らない方が多いのではないかと思います。
含み益の利益で建玉を維持している状態ですので、建値付近よりももっと早い段階でポジションが解消されます。
そのためある程度利益が乗ってから抜くことが推奨されます。
また、資金を抜いたタイミングでボーナスが消失するような場合もありますので、事前に取引所の規約を確認してから試してみてください。
自己資金が0円状態は「完璧な資金管理」ではないでしょうか?
口座を分ける
海外口座のゼロカットを有効活用する場合、敢えて口座を分けて「1口座あたりに1ポジション」の様な管理の仕方も考えられます。
管理がしやすいだけではなくメリットが見えてきませんか?
【番外編1】どうしてもハイレバでやりたいときの話(レバレッジを最大限に活かす)
ひとことでまとめるとやり方を間違えなければ、「ハイレバ取引は大きなリスクを背負う必要はない」です。
混同しやすいことであるため、再度復習から入ります。
レバレッジの復習
そもそもレバレッジが何かという復習からしていきましょう。
- 10,000円の証拠金で100,000円分の取引が出来るのならばレバレッジ10倍
- 10,000円の証拠金で1,000,000円分の取引ができるのならばレバレッジ100倍
- 10,000円の証拠金で10,000,000円分の取引ができるのならばレバレッジ1,000倍
ここまではご存知かと思います。
レバレッジが大きいとより大きな取引ができてお得じゃない?と思うかもしれませんが勿論デメリットもありますよね。
損失額もそのままレバレッジ倍率で動きます。
- 0.01ロット保有時に10pipsの変動で100円の増減
- 0.1ロット保有時に10pipsの変動で1,000円の増減
- 1.0ロット保有時に10pipsの変動で10,000円の増減
そして損失額(含み損)が取引所の指定した証拠金維持率を下回ることで強制ロスカットの執行となります。
強制ロスカット時の証拠金維持率が0%である場合でも下記のように整理できます。
- 証拠金10,000 円、0.1ロット保有時に100pipsの損失で強制ロスカット
- 証拠金10,000 円、0.2ロット保有時に50pipsの損失で強制ロスカット
- 証拠金10,000 円、1.0ロット保有時に10pipsの損失で強制ロスカット
レバレッジに対してどれだけのロットが持てるか?というのは考え方が逆であって「どれだけ耐えられるか」を基準に考えることが役に立ってきます。
ハイレバレッジとハイリスクの分別
まずは頭の中で厳密に「ハイレバレッジ」であることと「ハイリスク」であることを分けて考えるだけで良いです。
- ハイレバレッジ=証拠金に対して大きな額の取引をすること
- ハイリスク=リスクが大きいこと
- ハイレバレッジ≠ハイリスク
- ハイレバレッジ≠フルレバレッジ
最大レバレッジとは常にその倍率で取引をしないといけない訳ではありません。
あくまでその倍率まで持てるという上限です。
上記の考え方を理解出来ればやる事はシンプルです。
①入金額でリスク管理をする
証拠金の100%を入金するやり方はもちろん論外です。
上記の考え方を元に入金時点で「2%」の「20, 000円」のみ入金する様なやり方ならば、ゼロカットになった場合でも残金は「980,000円」になりますよね。
一回の損失で資金を全て失う訳でないのならば怖くありませんよね?
②sl位置とゼロカット位置を合わせたロット数でエントリーする
ゼロカットの仕組みとしては、取引所の定めた証拠金維持率を下回る場合に執行されます。
つまり本来slを置きたい場所がゼロカットになる様にロット数を調整する事で「理論上最大限にレバレッジを活かしたトレード」をすることができます。
厳密には執行時に他通貨レートが影響することもある為に、sl位置は少し余裕を持たせてください。
※フルレバで持てる限りのロットを持つことはギャンブルと変わりません。
この2つを守るだけで、リスクたっぷりだと思われるハイレバトレードも「最高効率のきちんとリスク管理されたトレード」になります。
入金時点で損失許容金額のみの入金とするため、仮にゼロカットが執行された場合でも予めリスク管理してある金額の損失しかありません。
このどちらかが欠けた場合にハイリスクでギャンブル的なトレードに早変わりします。
そのため必ず守った上でのトレードをおすすめします。
※リスクの大きなハイレバ取引を推奨するものではありません。
計算方法は以下の通りです。
証拠金維持率(%)= 有効証拠金÷建玉必要証拠金 × 100
利益金額やリスクリワードで利確する
証拠金の○倍、RR1:○のような早めの段階で抜けることで勝率を上げることができ、実現率が上がります。
有利な取引所
あくまで純粋な性能として考えられる有利な取引所です。
【番外編2】どうしてもミラトレしたくなったときの話
非常に残念ながらこの界隈には言葉巧みに人を騙す様なやり方をして自分が儲けようとする人が一定数存在しております。
ざっくり区分するのならば以下の4通り
- 純商材屋
- トレーダー兼商材屋
- 勝ちトレーダー
- 負けトレーダー
もちろんミラトレをするにしてもハズレ(純商材屋や負けトレーダー)の真似をすれば勝てないと思います。そのためまずは心構えから。
大前提として自分以外は全部商材屋や負けトレーダーだと思ってください。勝っているように見えても自分が負けていてもまずはそう思い込んでください。
その上でどうしてもミラトレしたい場合は以下のことを守ってからやって下さい。
- 普段から市況をしている人(エントリー情報を出している)であること。
- 市況の結果がうまく行っているのかチャートで確認すること。(ある意味その人物をインジケーターと見て検証するイメージです)
- 自分でも分析をしてみて一致するか。
その人のトレード結果を検証するだけで逆行したあとに長期の結果思ったとおりに行きましたはいすごいでしょ?みたいな嘘つきは弾くことができます。
100%は見分けられませんが、これだけでも商材屋やデモトレーダーなどの負けトレードを引く確率は確実に下がります。
【番外編3】自己アフィリエイトを利用する
TariTaliが有名かとは思います。
トレード金額に応じてキャッシュバックがあります。
少しでもリスクを減らすためには効果的ですよね。
【番外編4】資金管理だけで勝つ方法
本編とは逸れるので簡単に表にまとめました。
参考資料の「リスク割合2%時に求められるRRと勝率」を参照ください。
2%のリスクを固定した際に「破産確率0%」になるために必要なRRと勝率の表を用意しました。
【余談】ポジポジ病という病
ボケーっとチャートを見ているとマルチタイムできちんと分析した訳でもないのに突然チャンスなんじゃないかと思ってエントリーしたくなることはありませんか?
変なエントリーしたくなることを防ぐこともリスク管理の一環ですね。
極論ですが、「リスクリワードを適切にしている、資金管理を適切にしている(ロット管理)、分析がしっかりしている(勝率)」このうち3個ないし2個が守れていればそこまでチャートを見る必要はないと思っています。
つまり、あらかじめ決めたen、sl、tpに合わせて適切なリスクリワード、適切なロット管理をして指値を置いておくというスタイルはポジポジ病を防ぐためには大変効果的ではないかと思います。
さらには自動的な建値設定やトレーリングストップなども併用できると安心して目を離すことができますよね。
ロットを張りすぎて一喜一憂することもチャートが気になってしまう原因です。
ポジションは持っていてもどちらかに行くまでは忘れるくらいが良いですね。
簡単にリスク管理をするには
全てのリスク管理を同時に行うことはとても煩雑で大変ですよね。
現実的には専業でない限りは出来ても2つくらいになるのではないかと思います。
ざっくり計算でいくのなら1.0ロット10pipsで10,000円で概ね問題がないと思います。
※現実的には強制ロスカットが維持率80%の取引所が多いです。
きちんと計算をするためには電卓をはじく、エクセルやスプレッドシートを使うツールを使うなどが考えられます。
この記事で紹介している考え方を元にEnough Ooder Panelは開発されています。
- リスク管理機能
- 分割エントリー機能
- 分割ヘッジエントリー機能(ハイブリッドモード)
- ハイレバ支援機能
など、様々な機能を兼ね備えております。
つまりEnough Ooder Panelを使うだけで面倒な計算の手間を省くことができます。
もしご興味がありましたら是非お試しください。
参考資料
20pipsを損切とした場合の証拠金に対するロット数
証拠金/リスク | 2% | 5% |
10,000 | 0.01 | 0.02(5) |
25,000 | 0.02(5) | 0.06(25) |
50,000 | 0.05 | 0.12(5) |
100,000 | 0.1 | 0.25 |
1,000,000 | 1.0 | 2.5 |
リスク割合2%時に求められるRRと勝率
RR(1:X) | 勝率(%) | 連敗上限 |
0.5 | 70 | 0 |
1 | 55 | 0 |
1.5 | 45 | 2 |
2 | 40 | 2 |
2.5 | 35 | 2 |
3 | 35 | 2 |
3.5 | 30 | 3 |
4 | 30 | 3 |
4.5 | 25 | 4 |
5 | 25 | 4 |
5.5 | 25 | 4 |
6 | 25 | 4 |
6.5 | 25 | 4 |
7 | 20 | 5 |
7.5 | 20 | 5 |